山形・台湾の国際チャーター便 3年8か月ぶり最初の便が到着

秋の観光シーズンに合わせ山形と台湾を結ぶ国際チャーター便が3年8か月ぶりに運航されることになり、5日、山形空港に最初の便が到着しました。

第1便として台湾から到着したのは、中華航空のチャーター機で、午後2時すぎにおよそ130人を乗せて着陸しました。

到着に合わせ、空港のロビーでは県や中華航空の関係者が出席してセレモニーが行われ、吉村知事が「台湾のみなさんをお迎えできる日が実現でき、心からうれしく思う。山形の秋の味覚や大自然を満喫してほしい」とあいさつしました。

このあと、県の職員などが、中国語で「台湾のみなさん、ようこそ山形へ」と書かれた横断幕を掲げたり、花笠踊りを披露したりしてツアー客を歓迎し、りんごジュースを配って出迎えました。

3年8か月ぶりとなる台湾と山形を結ぶ国際チャーター便は、来月7日までのおよそ1か月間で、16往復・32便が運航され、台湾からおよそ2000人が県内を訪れる見通しだということです。

山形を初めて訪れた台北市の40代の女性は「温かい歓迎に感動しました。連続テレビ小説『おしん』の撮影地を巡ることやぶどうを食べるのが楽しみです」と話していました。