就職活動の人支援にNPOなどがスーツの寄付呼びかけ 米沢市
就職活動で着るスーツを買うことができない人を支援しようと、米沢市のNPOがクリーニング店と連携し着なくなったスーツの寄付を呼びかけています。
寄付を呼びかけているのは、米沢市で就労支援をしているNPO法人と米沢市と南陽市にあるクリーニング店の3つの店舗です。
この取り組みは今月11日から行っていて、25日米沢市の店舗では、市内の女性が父親のジャケットや自分で着ていたスーツなどを持ち込んでいました。
女性は「使っていないスーツなのでこれからがんばろうと思っている人に使ってもらいたいです」と話していました。
主催者は就職活動で使用できるよう無地で黒や紺、グレーなどのスーツを希望していて上下セットになっていなくても受け付けているということです。
また、ワイシャツやネクタイなども募っていていずれもクリーニングをしてからの持ち込みを呼びかけています。
スーツはこれまでにおよそ10着が寄付されたということで、希望する人に2500円で販売するということです。
NPO法人「With優」と白石祥和代表は「スーツがなくて就職活動に踏み出せないという人がいた。これから働きたいという人をスーツの寄付で応援していきたい」と話していました。