山形市長選で“選挙割” 投票済ませた人は市内店舗で割り引き

今月10日に投開票される山形市長選挙で、課題となっている若い世代の投票率を上げようと、期日前投票などを済ませた人に対して商品の割り引きなどのサービスを提供する「選挙割」が4日から始まります。

「選挙割」は、若い世代をはじめとして選挙への関心を高めようと、山形市長選挙で期日前投票をした人や投票日に投票した人に対して、市内の店舗が商品の割り引きなどのサービスを提供するものです。

今回は、県内外で飲食店などを展開する平田牧場と、期日前投票所が設置されるJR山形駅に隣接する商業施設「エスパル山形」で、4日から今月24日まであわせて22店舗が実施します。

山形市長選挙の投票を済ませたことを証明するカードか、投票所の看板の写真を提示すると、特定のメニューや持ち帰り用の商品が2割から3割余り割り引きされるほか、一部の商品が1割引きや数百円安くなった価格で購入できたり、プレゼントがもらえたりするということです。

「エスパル山形」の菊地桃子マネージャーは「若い世代向けの店も多いので、買い物のついでに投票も行っていただければ」と話していました。