西川町 台湾の大学准教授を「ふるさと大使」に任命

西川町は台湾の国立台湾師範大学と連携協定を結ぶなど交流を深めていて、町の魅力を台湾で広く発信してもらおうと、このたび、台湾の大学の教員を「ふるさと大使」に任命しました。

西川町が町の魅力を発信する「ふるさと大使」に任命したのは平成25年に連携協定を結んだ台湾の国立台湾師範大学体育学部の林伯修准教授です。

林准教授は、連携協定を結んだ当初から、毎年、冬に学生や大学の関係者、およそ60人を引率して西川町でスキー合宿を行い町民と交流を深めるなど、西川町と台湾の人たちの橋渡し役としての役目を担ってきました。

今月21日、「ふるさと大使」の委嘱状の交付式が行われ、西川町の菅野大志町長は「台湾と西川町のつなぎ役として町の観光資源や魅力を多くの人に発信してほしい」と述べ、林准教授に委嘱状を手渡しました。

西川町ではこれまでに2人の「ふるさと大使」を任命して観光PRを依頼してきましたが、海外の国や地域の出身者を任命するのは今回が初めてです。

林准教授は「人情味があって温かくて西川町が大好きです。東京や大阪など大都市にはない魅力がここにはたくさんあります。台湾に日本好きな人たちがたくさんいるので多くの人に訪れてほしい」と話していました。