白鷹町の馬肉専門店 O−157食中毒で営業停止処分

白鷹町の馬肉専門店が販売する馬刺しを食べた男女16人が下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち大半の人から病原性大腸菌Oー157が検出されたことから、保健所は食中毒と断定し、この店を22日から3日間の営業停止処分としました。

営業停止処分を受けたのは、白鷹町畔藤で馬肉を販売する「ニイノ」です。

県によりますと、今月5日から13日の間で、この店で販売された馬肉を食べた10歳未満から70代までの男女16人が、下痢や腹痛などの症状を訴えたということです。

症状を訴えた16人がいずれもこの店で販売された馬肉を食べたことや、このうち15人から病原性大腸菌Oー157が検出されたことから、置賜保健所は食中毒と断定し、この店を22日から3日間の営業停止処分としました。

県によりますと、医療機関を受診した16人のうち6人が入院しましたが、重症者はいないということです。

Oー157による食中毒はことしに入ってから初めてだということで、県は食材を加熱することや調理の前やトイレのあとは手洗いを徹底すること、まな板や包丁などの洗浄や消毒を行うよう呼びかけています。