フードドライブ 家庭で余った食品の寄付を呼びかけ

家庭で余った食品を寄付してもらい支援が必要な人に届ける「フードドライブ」と呼ばれる取り組みが22日から山形市で始まり、県は寄付を呼びかけています。

食品の寄付の呼びかけを行っているのは県の村山総合支庁で、22日は村山保健所で午前9時から受け付けが始まると、インスタントラーメンやレトルトカレーなど、家庭で余った食品を持ち寄る人が訪れていました。

寄付に訪れた50代の女性は「捨てるともったいないので、有効に活用してもらえてありがたい」と話していました。

寄付を受け付けているのはインスタントやレトルトの食品のほか、缶詰や調味料などで、いずれも賞味期限がことし10月以降で、常温で保存ができる未開封の食品です。

寄付された食品は山形市の一般社団法人を通じて県内で支援を必要としている世帯や子ども食堂などに提供されるということです。

県の村山総合支庁環境課の原田泰浩主幹は「食の支援を必要としている人は数多くいるので、家庭で余った食品は捨てるのではなく、寄付してもらいたい」と話していました。

食品の受け付けは村山総合支庁や分庁舎で今月25日まで行われるということです。

(参考)23日村山総合支庁の村山市の分庁舎、24日村山総合支庁の寒河江市の分庁舎、25日村山総合支庁