“北朝鮮のミサイル発射”尾花沢市が誤った情報をメールで送信

8日午前、北朝鮮のミサイルが発射されたなどとする誤った情報を尾花沢市がおよそ200人に相次いでメールで送信し20分後に訂正するミスがありました。

尾花沢市によりますと、8日午前10時17分から22分までの5分間に北朝鮮からミサイルが発射されたとか市内で火災が発生したなどとするあわせて11件の誤った防災情報が、メールアドレスが登録された市民などおよそ200人に相次いで送信されたということです。

メールは記載されたURLに接続すると音声が流れる仕組みで、「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、または地下に避難してください」などと誤った内容の音声データが送信されました。

業者が防災無線の機材を点検していた際に、システムが誤って作動し過去のデータが送信されたのが原因とみられるということで、市は20分後に訂正のメールを送信しました。

尾花沢市防災危機管理課は「誤った情報を送信し混乱を招いたことにおわび申し上げる。今後は同じようなことがないよう注意していく」としています。