熱中症の疑いで28日病院に搬送の女子中学生が死亡

28日、山形県米沢市の国道の脇で、13歳の女子中学生が熱中症と見られる症状で倒れているのが見つかり病院に搬送されましたが、亡くなりました。

28日午前11時すぎ、米沢市口田沢の国道脇の歩道で「女子中学生が倒れている」と近くを通りかかった人から消防に通報がありました。

米沢市によりますと、倒れていたのは、近くの中学校に通う中学1年生の女子生徒(13歳)で消防が駆けつけた時は、自転車用のヘルメットをつけたまま、自転車の横に熱中症と見られる症状で倒れていて、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、亡くなったということです。

女子生徒は部活動を終えたあと帰宅する途中だったということで、米沢市は、30日、会見を開いて経緯について説明するとしています。

また、県内では、29日、真室川町で90代の女性が自宅近くの畑で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

消防によりますと、女性は1人で畑の草むしりをしていて、熱中症の疑いがあるということです。

県内各地の消防によりますと、29日午後4時時点で、山形市や米沢市など13の自治体で10代から90代までのあわせて15人が熱中症の疑いで病院に搬送されたということです。