JR米坂線 高校生が不通区間の早期復旧を求める署名活動

山形県内で大きな被害が出た去年8月の豪雨の影響で一部の区間が不通となっているJR米坂線について、地元の高校生が、不通区間の早期復旧を求める署名活動を行いました。

署名活動は、山形県の置賜地方を中心に大きな被害が出た去年8月の豪雨の影響で、1年近くたった今も不通となっている長井市の今泉駅から新潟県の坂町駅の区間の復旧を求めて、川西町のNPOが先月から行っています。

25日の署名活動に参加した地元の高校生5人は、川西町の羽前小松駅の前で駅から出てきた人に声をかけて署名を集めていました。

NPOによりますと、これまでに集めた署名は700を超えていて、来年3月以降に国土交通大臣とJR東日本に提出する予定だということです。

参加した高校3年の生徒は、「卒業するまでに復旧できないのはしかたないがなるべく早く復旧して欲しい」と話していました。

署名活動を行っているNPOの江本一男理事長は、「JR米坂線は、地域の足や、観光に使う路線、それに災害時のう回路として重要な路線だ。全国から励ましの声が届いているので、不通区間の復旧に向けて署名活動を続けたい」と話していました。