JR羽越本線と「いなほ」酒田〜秋田間で運転再開

大雨の影響で運転を見合わせていた羽越本線と特急「いなほ」の酒田駅と秋田駅の間の上下線は、18日から運転が再開されました。
一方で、秋田新幹線は18日も運転を見合わせていて、JR東日本は、特急「いなほ」の一部の列車を臨時運行させて、酒田駅と秋田駅の間で延長運転させる対応をとっています。

JR東日本は、大雨の影響で羽越本線と特急「いなほ」の酒田駅と秋田駅の間の上下線で今月15日から運転を見合わせていましたが、安全が確認されたとして18日から運転を再開させました。

これにより、秋田駅と新潟駅をつなぐ交通手段が確保でき、鉄道で秋田駅から首都圏へのアクセスができるようになりました。

18日午前11時半ごろ、特急「いなほ」が予定より1時間ほど遅れて酒田駅に到着すると、乗客が乗り込んだ列車は秋田方面に向けて出発していきました。

酒田駅から遊佐町に帰る70代の女性は「電車が再開してくれて助かっていますが、秋田県であれだけの雨が降って大変な状況だと思いますし、とても驚いています」と話していました一方、秋田新幹線は18日も引き続き運転を見合わせています。

このため、特急「いなほ」では、新潟駅と酒田駅の間を運転する午後の一部の列車を臨時運行させて、酒田駅と秋田駅の間で延長運転させる対応をとっています。

JR東日本は最新の情報をホームページなどで確認してほしいとしています。