新庄市の消防団員が酒気帯び運転で検挙 消防訓練が中止に

新庄市の消防団の団員が、今月8日、酒気帯びの状態で車を運転したとして警察に検挙され、予定していた消防訓練が中止になりました。

新庄市によりますと、今月8日午前6時ごろ、新庄市の消防団で班長を務めている40代の団員の男が、酒気帯びの状態で自分の車を運転して、警察に検挙されたということです。

この日は午前9時から新庄駅東口で市内の消防団に所属する団員およそ360人が参加する放水などの訓練が行われる予定でこの団員は訓練の前に清掃活動を行うため会場に向かっていたということです。

これを受け市の消防団はこの日の訓練を中止した上で、今月28日に会議を開いてこの団員の処分を検討するということです。

新庄市消防団の信夫秀樹団長は「市民の命を守る消防団員は住民の模範となるべき存在で、飲酒運転は絶対に許されない。自覚を持つよう指導を徹底していく」とコメントしています。