高円宮妃の久子さま 日赤山形県支部の大会にご出席

高円宮妃の久子さまが山形市を訪れ、日本赤十字社山形県支部の大会に出席されました。

日本赤十字社の名誉副総裁を務める久子さまは、山形県支部の大会に出席するため、山形市のやまぎん県民ホールを訪問されました。

久子さまは大会に参加した赤十字のボランティアや行政関係者などおよそ700人を前に、「国内で地震や大雨などの災害が頻繁に起こるようになる中、被災された方への物資の配布や防災セミナーの開催など皆さまの力添えを大変心強く思います。赤十字活動の精神がさらに多くの人に広がることを祈っています」と述べられました。

大会では、大雨などの災害時に避難所の設営を行っている中山町の中学校の生徒と赤十字が開くイベントなどで非常食の作り方を指導してきた高畠町のボランティアの女性が活動内容を発表しました。

その後、久子さまは発表した2人に今後も活動に尽力してほしいなどと、ことばをかけられていました。

発表を行った「高畠町赤十字奉仕団」の我妻由美子さん(73)は「久子さまには『発表していたレシピを教えていただけますか』と声をかけていただき、県支部を通してレシピを送ることになりました。今後も活動を続けて、次の世代にもボランティアに参加してもらえるよう頑張っていきたい」と話していました。