高齢者が関係する交通死亡事故相次ぐ 県 4年ぶりに警報出す

県内では11日までの8日間で高齢者が関係する交通死亡事故が相次いだことから、県は高齢者交通死亡事故警報を出し、注意を呼びかけています。

今月4日、南陽市で軽乗用車と乗用車が衝突し、79歳の女性が運転する車の助手席に乗っていた80歳の女性が死亡したほか、飯豊町でも軽乗用車と大型トラックが衝突し、88歳の男性が運転する車の助手席に乗っていた83歳の女性が死亡しました。

また、11日は鶴岡市で68歳の男性が運転する車に24歳の男性がはねられて死亡するなど、高齢者が関係する交通事故が相次いだことから、県は高齢者交通死亡事故警報を出しました。

警報の発令は平成31年2月以来、およそ4年5か月ぶりです。

県は、▽車を運転するときは前をよく見て運転に集中することや、▽交差点での左右の安全確認、▽夕暮れ以降の外出では、目立つ明るい色の服と夜光反射板を着用することを心がけるよう注意を呼びかけています。