天童市出身 阪神の中野拓夢選手に東北福祉大が「特別功労賞」

天童市出身 阪神の中野拓夢選手に東北福祉大が「特別功労賞」

野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで日本の優勝に貢献した天童市出身でプロ野球・阪神の中野拓夢選手に出身大学の東北福祉大から「特別功労賞」が贈られました。

阪神の3年目で26歳の内野手の中野選手は、天童市出身で日大山形高校を卒業後、仙台市の東北福祉大から社会人を経て阪神に入団しました。

1年目からレギュラーに定着し、今シーズンも首位を走るチームで攻守に活躍しています。

ことし3月に行われたWBCでは日本代表に選ばれ、合わせて5試合に出場して日本の優勝に貢献しました。

母校の東北福祉大は、そのWBCでの功績をたたえようと大学で初となる「特別功労賞」を授与することを決め、7日仙台市青葉区で中野選手も出席して授与式が行われました。

賞状を手渡した東北福祉大の千葉公慈学長は「スポーツの力を世界に示し、卒業生として優勝を成し遂げてくれた」と活躍をたたえました。

一方、中野選手はみずからのサインを書いたWBCのユニフォームを大学に贈りました。

中野選手は「このような賞を自分が初めていただき素直にうれしい。次の大会では自分がスタメンで出続けて金メダルをとることが目標なので、これからの活躍が大事になると思う」とさらなる活躍を誓っていました。