小学生が地元特産のじねんじょを作付け 大石田町

山形県大石田町で小学生たちが地元特産の「じねんじょ」の作付けを体験しました。

この催しは農業のおもしろさや大切さを学んでもらおうと、毎年、この時期に総合学習の一環で開かれていて、29日は町内にある3つの小学校の6年生、およそ40人が参加しました。

子どもたちは大石田南小学校の脇にある広さ10アールの畑に集まると、初めにじねんじょの生産者から種芋の植え方を教わりました。

このあと、子どもたちはグループごとに分かれると、生産者の指導を受けながら10センチほどの種芋を植え付けていました。

参加した女子児童は「意外と簡単に植えることができました。大きく、おいしく育ってほしいです」と話していました。

生産者の海藤明さんは「自分の手で植え付けると愛情がわいてくると思います。育ったじねんじょを食べるのを楽しみにしてほしいです」と話していました。

子どもたちは今後、雑草を取り除いたり水を与えたりして、11月末ごろに収穫体験を行うということです。