山形市の住宅全焼の現場から再び火事 原因は布団の残り火か

今月山形市で住宅などが全焼した火災現場で翌日に再び発生した火事について消防が原因を調査した結果、布団の残り火が完全に消えず、再び燃え広がったことがわかりました。

今月8日、山形市天神町にある農業、伊藤光芳さんの住宅で火事があり住宅などあわせて5棟が全焼したほか、近隣の住宅2棟の外壁などが焼けたりしました。

その翌日の9日早朝にも焼け跡から再び火が出て火事が起き、駆けつけた消防によって消し止められ、けが人はいませんでした。

再び火事が起きた原因について山形市消防本部が調査した結果伊藤さんの住宅の1階にあった布団の残り火が完全に消えず、再び燃え広がったことがわかりました。

消防は、消火活動のあと、残り火がないかどうか目視や熱源を調べる装置などで確認したということですが、布団内部の残り火は確認できていなかったということです。

山形市消防本部は「近隣の住民に心配をかけ、誠に申し訳ない。今回の火事を真摯に受け止め、再発防止に努めていく」としています。