山形県の去年の人口104万人余り 減少率は全国4番目の高さ

山形県の去年の人口は104万人余りと前の年より1.31%減少し、減少率は全国で4番目に高く県内の人口減少が深刻になっています。

総務省が先月発表した去年10月1日現在の人口推計によりますと、山形県の人口は104万1000人と前の年より1万4000人、率にして1.31%減少しました。

この減少率は秋田県、青森県、岩手県に次いで全国で4番目に高くなっていて、東北地方のほかの県とともに人口減少が深刻になっています。

また、県内に転入した人数から県外へ転出した人数を差し引くなどした社会減少率は、山形県が0.32%と福井県と並んで全国で最も高くなっていて、県外への人口流出も依然、深刻な状況です。

県企画調整課は「移住・定住など人口減少対策に官民一体で取り組んできたものの、このような結果となり大変重く受け止めている。今回の結果を分析したうえで子育て支援などの対策を強化していきたい」としています。