三川町の小学生 自分たちで育てたコメを空港でプレゼント

山形のコメのおいしさを知ってもらおうと、コメ作りを学んできた三川町の小学生が旅行などで庄内空港を訪れた人たちに自分たちで育てたコメをプレゼントしました。

この取り組みは、三川町の東郷小学校が地域の農業を学ぶ総合的な学習の一環として初めて行ったもので、5年生の児童19人が参加しました。

利用客に贈られたコメは、子どもたちが学校近くの田んぼで農家の人に教わりながら田植えや稲刈りを行って育てた「ひとめぼれ」です。

子どもたちは空港1階の到着ロビーで利用客を出迎えると、「おいしいお米を食べませんか」などと声をかけながら、300グラムのコメが入った袋100個余りを手渡していました。

袋には「枝豆ごはん」や「しらすのお茶漬け」など子どたちがおすすめするおいしくご飯を食べるレシピも一緒に添えて配られました。

東京から帰省した親子は「お米は大好きで、いつもおかわりをしています。さっそくうちに帰ってみんなで楽しみたい」と話していました。

コメを手渡した女子児童は「みんながおいしく食べられるよう丁寧に作りました。『ありがとう』と言ってもらってうれしいです」と話していました。