最上町の保育所で小正月の伝統行事「だんごさし」
小正月の伝統行事「だんごさし」が最上町の保育所で行われました。
「だんごさし」が行われたのは、最上町大堀地区にある町立大堀保育所で、地域の人たちと協力し、無病息災や家内安全などを願う伝統文化を継承しようと20年以上前から続けています。
6日は、地域の高齢者2人が保育所を訪れ、ホールと玄関に用意された高さ4メートルほどの「みずき」の木に、子どもたちや先生など70人あまりと一緒に「だんごさし」を行いました。
子どもたちは、もち米の粉に水を入れ、直径3センチほどの団子を作り、2本の「みずき」の木の枝に団子を刺していました。
そして、子どもたちが作った飾り物も添えておよそ2時間ほどで「だんごさし」を完成させていました。
参加した子どもは「団子を刺す所が楽しかったです」とか「大きくなったら立派な大人になれるように願いました」と話していました。
大堀保育所の小林美香所長は「地域の人たちの力を借りてこうした伝統行事を行う事ができ、子どもたちも喜んでいて大変うれしく思いました」と話していました。