中学生が町の発展へ特産品の開発や廃校の活用策提言 真室川町
真室川町の中学生たちが、町を発展させるために考えた特産品の開発や廃校となった学校の活用策などのアイデアを発表しました。
アイデアを発表したのは真室川中学校の3年生たちで、ふるさと学習の一環で、町を発展させるため考えてきました。
29日はそのプレゼンテーションが町議会の議場で行われ、3年生46人と新田隆治町長など合わせておよそ60人が出席しました。
この中で、伝承野菜をテーマにしたグループは、自分たちでレシピを考えた甚五右ヱ門芋を使ったアイスクリームや、豆の一種、弥四郎ささぎを使ったコロッケを試食してもらいながら商品化をPRしました。
また、廃校となった学校の活用策を考えたグループは、若者などに人気のグランピングの施設にして観光客の増加につなげることを提言しました。
甚五右ヱ門芋のアイスクリームを提案した女子生徒は「アイスにすれば小さい子からお年寄りまで食べられるので提案しました」と話していました。
また、廃校の活用策を考えた男子生徒は「町外から若者が集まり活気ある町にするために、グランピングの施設を作ろうと考えました」と話していました。
これに対し新田町長は「アイデアを最大限に生かしながら町の活性化に役立てられるよう考えていきたい」と話していました。