飛島と酒田港を結ぶ自動操縦ヨットの実証実験 冬の欠航対策

県内唯一の離島酒田市の「飛島」では、冬場に強風などで定期船が欠航し物資が輸送できない課題があることから、ドローンを搭載した自動で操縦するヨットを使って、飛島と酒田港を結ぶ実証実験が行われました。

酒田市の「飛島」は、酒田港から39キロほど離れた県内唯一の離島で、生活物資などを運ぶ定期船は冬場には強風や高波で欠航することが多いのが課題となっています。

こうした島の課題を解決しようと、NTT東日本山形支店や酒田市などでつくる協議会は、国土交通省の補助金を活用してドローンを搭載した自動で操縦するヨットで、飛島と酒田港を結ぶ実証実験を今月23日から始めました。

NTTによりますと、この日の実証実験では風が弱く、ヨットが日没前に飛島に着けない見通しとなったため、港から6キロほどのところで航行を取りやめたということです。

ドローンを開発した会社の野間恒毅代表取締役は「冬場の離島の社会問題を解決するために、無人の船を使えば、荷物の運搬が可能なのではないかと考えた。実験で得られた知見を今後にいかしていきたい」と話していました。

この実証実験は26日までで、飛島の海洋資源の調査などを行うということです。