インクルーシブな遊び場に障害児者を招待 山形市の「コパル」

障害のあるなしに関わらずすべての子どもたちが楽しむことができる市内のインクルーシブな遊び場で、施設の休館日に合わせて県内各地から障害のある人たちを招待するイベントが初めて開かれました。

イベントを企画したのは、ことし4月に山形市片谷地にオープンした「コパル」です。

この施設は現在は新型コロナウイルスの影響で、山形市外に住む人は利用できないうえ、保護者から「障害のある子どもがもう大きくなってしまったが、施設を利用したい」という声があったことなどから、今回、休館日に合わせて子ども・大人に関わらず県内各地に住む障害のある人たちを招待しました。

23日の日中は事前に200人が利用を申し込みこのうち、午後には障害者の通所施設の利用者などが職員と訪れ、滑り台やボルダリングなどの遊具を楽しんでいました。

また、壁や布に映し出された魚や植物などの映像を通して、感覚を刺激する「ゆめ水族園」のコーナーも特別に設けられ、利用者たちは歓声を上げたり、美しい映像に見入ったりしていました。

米沢市内の障害者施設を利用する25歳の女性は「滑り台が楽しかったですまた来たいです」と話していました。

同行した障害者施設の担当者は「いつも以上に利用者の笑顔がみられてよかったです。家庭で外出できなかったり、こういう場所自体も少ないのでいい刺激になって充実感や満足感を感じられたと思う」と話していました。

また、コパルの色部正俊館長は「スタッフからもさまざまな障害を持っている方と直接関わる機会がほしいという声もあったので、開催できてよかった。たくさんの方に喜んでいただけたようであれば、今後も継続して開催したい」と話していました。