大雨被害受けた大平温泉で市職員らが土砂の撤去作業

先月27日の大雨で、露天風呂に土砂が流れ込むなどの被害を受けた、福島県との県境近くの山あいにある山形県米沢市の大平温泉で、市の職員らが土砂の撤去作業を行いました。

米沢市では、先月27日の大雨で市内に土砂災害警戒情報が出され、福島県との県境近くの山あいにある大平温泉の温泉宿「滝見屋」では、川のそばにある露天風呂に土砂や木が流れ込むなどの被害を受けました。

19日は、市の職員や観光協会のメンバーなどおよそ10人が、露天風呂に流れ込んだ土砂をスコップを使って撤去する作業を行いました。

「滝見屋」では、通常、雪が溶けた5月上旬から11月の上旬ごろまで営業をしていますが、今シーズンは例年より雪が多く降り、建物の修復が必要になったうえに、今回の大雨の被害に遭い、営業開始は8月下旬を見込んでいるということです。

土砂の撤去作業を行った米沢市観光課の堀内友博課長補佐は「大平温泉は米沢八湯の1つにも数えられていて、貴重な観光資源なので、少しでも復旧の力になればと思って撤去作業を行った。全国で災害が続いているので、対応を早めに考えたい」と話していました。

また滝見屋の若女将、安部里美さんは「今回の大雨の被害を見て自然の厳しさを感じました。100年以上やってきましたが、持続可能に宿を運営していくにはどうしたらいいか考えていきたい」と話していました。