山形新幹線 開業30年 利用者の声

山形新幹線の開業から1日で30年になりました。
利用者からは、「開業前に比べると便利になった」という声が聞かれる一方、「冬場に雪でひんぱんに運休する点を改善してほしい」などといった声も聞かれました。

山形新幹線は、30年前の平成4年7月1日に東京駅と山形駅の間で日本で初めての「ミニ新幹線」として開業し、現在は東京駅と新庄駅の間で運行されています。

東京駅から山形駅までの所要時間は、現在は最速で2時間26分と、開業前の在来線と比べると40分以上短くなり、JRによりますと、この30年間でおよそ9500万人が利用しました。

1日朝もJR山形駅の山形新幹線のホームでは、仕事や旅行で利用する人たちなどが新幹線に乗り降りする姿が見られました。

山形市の86歳の男性は、「昔に比べると東京まで早くなったし、福島駅での乗り換えも必要なくなって、便利になったと思います」と話していました。

一方で、山形新幹線は大雪によるダイヤの乱れが多いことが課題の1つで、県によりますと、車両トラブルを除いて昨年度・令和3年度に運休や遅れが出たあわせて126本のうち94本が大雪が原因だったということです。

このため、県とJRはその対策として福島県との県境に、新たなトンネルを整備する計画を進めています。

寒河江市の80歳の男性は、「昔に比べれば便利だが、冬場に雪で運休がひんぱんにあるのはよくない。新しいトンネル整備はぜひやってほしい」と話していました。