さくらんぼ ことしの作柄「平年並み」の見通し

全国一の生産量を誇る山形県のさくらんぼが来月収穫の最盛期を迎えるのを前に、県はことしの作柄について、「平年並み」になるという見通しを発表しました。

県は、23日、さくらんぼの主力品種の「佐藤錦」や「紅秀峰」を栽培する村山地方と置賜地方にある48の果樹園の作柄を調査し、25日、結果を発表しました。

それによりますと、ことしの予想収穫量は1万3300トン程度になり、作柄は「平年並み」の見通しだということです。

山形県では、去年、霜の被害などでさくらんぼの収穫量が9160トンとなり、平年より3割以上減りました。

県によりますとことしは、一部の地域で霜の被害が出たものの大きな影響がなく、開花したあとは気温が高く日照時間が長かったため順調に生育しているということです。

県は、より精度の高い作柄の情報を発信するため、来月3日ごろに改めて調査することにしています。

県農林水産部の森谷健次長は「去年は霜の影響があり消費者の期待に応えられなかった。今後の天候もあるが高品質なさくらんぼを届けたい」と話しています。

さくらんぼの収穫は「佐藤錦」が来月19日から22日ごろ、「紅秀峰」が来月29日から7月2日ごろに最盛期を迎えると予想されています。