鉄粉をまぶした種もみを水田にじかまき 稲作省力化へ 新庄市

稲作の省力化につなげようと鉄の粉をまぶして根を張りやすくした種もみを田んぼにじかにまく稲の栽培が山形県新庄市で進められています。

農家の高齢化が進む中、新庄市農業協同組合ではおよそ2か月かかる苗作りの負担を軽減しようと種もみを田んぼにそのまままく「じかまき」に取り組んでいます。

「じかまき」を行っている市内の20軒の農家では、鉄の粉にまぶしてコーティングした種もみを代かきが終わった田んぼにじかまきする作業が行われています。

種もみは鉄の粉でコーティングすることで重くなって水田に沈んで根がはりやすくなり鳥に食べられる被害もほとんどないということです。

角沢地区にある水田では田植え機をじかまき用に改良した機械を使ってコーティングしたもみと肥料を一緒にまく作業をしていました。

当初は、水田全体にまいていましたが、稲が絡み合い、収穫が1割ほど減るため、6年前から通常の田植えと同じように直線でまいて収穫量を安定させているということです。

新庄市農業協同組合営農経済部の高橋秀典部長は「こうした取り組み通じおいしいお米を作っていきたいと思います」と話していました。