連合山形 帳簿外口座 調査委員会が中間報告を連合に提出

連合山形で複数の帳簿外の口座に合わせておよそ4000万円が残されていた問題で、第三者も含めた調査委員会は、通帳と帳簿などの記録が一致しない箇所があると指摘する中間報告を、23日、連合に提出しました。

連合山形をめぐっては、去年11月、複数の帳簿外の口座に合わせておよそ4000万円が残されていたことが明らかになっていて、第3者も含めた調査委員会を立ち上げ、詳しく調べてきました。

その結果、調査の対象となった23の口座のうち複数の口座で、通帳に記録のある金額と帳簿や領収書の金額に一致していない箇所が見つかったということです。

調査委員会は、「預金通帳と帳簿、伝票の間に額面上の差異が見つかった」と指摘する中間報告をとりまとめ、23日開かれた連合山形の執行委員会に提出しましたが委員からは、特に意見はあがらなかったということです。

一方、帳簿外の口座をめぐっては、口座が出来た経緯も分かっておらず、調査委員会は引き続き関係者に聞き取りを行うなどして調査を進めることにしています。

調査委員会では「引き続き、透明性を持って対応していく」としています。