本部長が新人警察官の「通常点検」 警察学校の訓練中盤に

和歌山県警察本部の野本靖之 本部長は、警察手帳や手錠の適切な所持など、警察官として必要な姿勢を確かめる警察学校の通常点検に、和歌山県警の本部長として初めて臨みました。

通常点検は、警察学校でことし(令和6年)の春に警察官になったばかりの初任科生など76人を対象に行われました。
野本本部長は、警察手帳や手錠を適切に所有しているかどうかなど点検を行ったほか、手帳番号を尋ねるなどしていました。
こうした通常点検は、ふだんは警察学校長などが行っていて、本部長として初めて実施された通常点検は、訓練の後半に向けて初任科生たちの士気を高く保っていくのがねらいだということです。
和歌山県警察本部警務課の上地義章 調査官は「4月から入校した初任科生は、大卒で3か月、高卒で7か月訓練の期間が残されています。より高度な訓練に移るので、現在の高い意識を保ったまま残りの訓練に臨んでほしい」と話していました。