近畿 １６日夜にかけ激しい雨のおそれ 土砂災害などに警戒を

近畿地方は、１６日夜にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

大阪管区気象台によりますと、近畿地方は、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定となり、各地で大雨となっています。
１５日午後６時までの１時間では、京都府の▽南丹市美山で２６.５ミリ、▽京丹波町富田で２３ミリの強い雨が降りました。
また、午後４時までの１時間では、▽京丹波町本庄で５１.５ミリの非常に激しい雨を観測しました。
近畿地方では、このあとも１６日夜のはじめごろにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
１６日にかけて予想される１時間に降る雨の量は、近畿北部、中部、南部ともに多いところで３０ミリとなっています。
１６日午後６時までの２４時間に降る雨の量は、多いところで▽中部で８０ミリ、▽北部と南部で６０ミリと予想されています。
気象台は１６日夜にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけていて、とくに近畿中部では１５日夜遅くにかけて土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。