自転車の高校生 軽ワゴン車にはねられ死亡 和歌山

27日午前、和歌山市の交差点で、自転車に乗っていた高校生が軽ワゴン車にはねられ死亡しました。

警察によりますと、27日午前8時20分ごろ、和歌山市栗栖の交差点で、自転車に乗っていた高校3年生の女子生徒が軽ワゴン車にはねられ、道路脇の用水路に転落しました。
高校生は病院に搬送され、手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
ドライブレコーダーの映像や運転手の証言から、北に向かって直進していた軽ワゴン車が、交差点にさしかかったところ、右側の道から西に向かって直進してきた自転車の高校生をはねたとみられています。
車を運転していたのは和歌山市に住む76歳の男性で、「道の片側の見通しが悪くそちらに注意が向いていて、反対側から走ってきた自転車を見落とした」と話しているということです。
現場はセンターラインのない道が交わる信号機のない交差点で、阪和自動車道の和歌山インターチェンジから北におよそ600メートル離れた住宅や事業所が建ち並ぶ地域です。