七夕を前に園児がささに飾りつけ 和歌山県立博物館

来月(7月)7日の七夕を前に、県立博物館で、幼稚園の子どもたちが折り紙などで作った飾りをささに飾りつけました。

和歌山市の和歌山県立博物館は、30年前(平成6年)の七夕の日に開館したことから、毎年、この時期に博物館を応援する市民などでつくる団体が、七夕にちなんだイベントを行っています。
27日は、近くの岡山幼稚園の子どもたちおよそ50人が、ロビーに設置された高さおよそ1.5メートルほどのささに、飾りをくくりつけました。
飾りは、子どもたちが折り紙や画用紙で作ったもので、織り姫とひこ星をイメージしたものから野菜の形をしたものまでさまざまで、博物館のロビーに自由な発想の七夕飾りが完成しました。
6歳の女の子は、「四つ葉のクローバーの形に切った画用紙を吹き流しの飾りに貼ってみました。上手にできたと思います」と話していました。
和歌山県立博物館の味村泰幸 副館長は、「博物館は小さい子どもにとってなかなかなじみがない場所だと思うので、イベントをきっかけに親しみを持ってもらえたらありがたいです」と話していました。
七夕飾りは来月7日まで飾られ、訪れた人が願い事を自由に書ける短冊も用意されるということです。