ふるさと納税で一日駅長体験 すさみ町

すさみ町はJR西日本などと協力し、ふるさと納税の返礼品にきのくに線の周参見駅で一日駅長を体験できるプランを加えることになり、今月から募集を始めています。

すさみ町のふるさと納税の返礼品に新たに加えられたのは、JRきのくに線の周参見駅で駅長を体験できるプランです。
1泊2日の日程で、前日に町内のホテルに宿泊したうえで、翌日、駅を訪れ、駅長の制服を着て列車へ出発の合図を送ったり車内放送などを体験できたりするということです。
必要な寄付の額は50万円で、日程は出発日が▼ことし9月28日と▼12月7日、▼それに来年2月1日の3回です。
いずれの日も参加できるのは1人ずつで受け付けは先着順で締め切られるということです。
JR西日本和歌山支社などによりますと周参見駅は無人駅となっていて、駅舎を管理する町が施設の有効活用につなげたいとJR西日本などに提案して実現したということです。
ふるさと納税の返礼品で駅長体験ができるのは、JR西日本では鳥取県日野町の伯備線根雨駅に次いで2例目だということです。
JR西日本和歌山支社の松田彰久 副支社長は「すさみ町は食も自然も豊かなすばらしい町なので、駅長体験を通じて町を盛り上げていきたいです」と話していました。