高野山 金剛峯寺で空海の誕生を祝う法要

和歌山県にある高野山真言宗の総本山 金剛峯寺で、開祖である弘法大師・空海の誕生を祝う法要が行われました。

弘法大師・空海は6月15日に生まれたとされ、金剛峯寺では毎年、誕生を祝う法要「降誕会」が行われています。
15日、僧りょなどおよそ100人が金剛峯寺の大師教会に集まり、信徒や観光客らおよそ300人が見守る中、お経を読み上げたあと「しきみ」の葉をまく「散華」などを行いました。
そして、参加者が弘法大師の稚児像に甘茶を注いで誕生を祝っていました。
愛知から来た女性は「四国のお遍路もするなど、弘法大師とご縁があり高野山に来ました。家内安全などをお願いしました」と話していました。
また、かつらぎ町から訪れた女性は「何度も参拝していますが、いつも力をもらっています。きょうは弘法大師の誕生日のお祝いとともに、家内安全のお願いをしてきました」と話していました。