岩出警察署が那賀高校放送部に広報活動を委嘱 和歌山

高校の放送部の発信力を生かして、交通安全や犯罪抑止などの啓発活動を行おうと、岩出警察署は、24日、広報活動を任せる高校生たちに委嘱状を手渡しました。

警察から広報活動を任せられるのは、岩出市内にある県立那賀高校の放送部です。
24日は、12人の部員を代表して、部長の武田優季さんと副部長の神徳麻央さんが岩出警察署で委嘱状を受け取りました。
那賀高校の放送部は、4年前から広報活動を任されていて、これまで、▼スーパーの店内放送で万引きの防止を呼びかけたり、▼警察官と民放のラジオ番組に出演し、犯罪抑止を呼びかけたりするなどの活動を行っていました。
ことしもラジオ番組への出演などの活動を行うということです。
委嘱状を受け取った部長の武田さんは、「個人の得意なことを生かしながら、交通安全の啓発活動に特に取り組んでいきたい」と話していました。
また、岩出警察署の永長雅史 交通課長代理は、「高校生の世代から交通安全などを呼びかけてもらうことは、幅広い世代に届くと思う」と話していました。