留学生が自転車の正しい運転学ぶ講習会 和歌山

留学生に、日本の道路交通法に基づいた自転車の運転のしかたを学んでもらおうという講習会が、橋本市の自動車学校で開かれました。

講習会は、橋本市にある紀北自動車学校やかつらぎ警察署などが合同で開いたもので、大阪にある自動車整備などの専門学校に通う留学生60人余りが参加しました。
講習会では、▼自転車は原則として、車道の左の端を走行することや、▼止まれの標識があるところでは、交通量が少なくても一時停止する必要があることなど、基本的なルールを学んだあと、自動車学校のコースに出て実際の運転を体験しました。
実習で、留学生たちは、傘をさしながら自転車に乗るなどして、指導員から危険な運転について説明を受けていました。
講習に参加したネパールからの留学生は、「きょう学んだことを生かして、自分の身を守るためにも安全な運転をしていきたい」と話していました。
かつらぎ警察署の吉田安孝 交通課長は、「自転車は手軽に乗れる乗り物だが、交通事故にあう確率も高いので、気をつけて運転していただきたい」と話していました。