町村長らが二階元幹事長の三男 伸康氏に立候補要請

次の衆議院選挙の新しい和歌山２区について、自民党の二階俊博 元幹事長が立候補しない考えを表明する中、県内の町村長らは、三男で秘書の伸康氏に立候補するよう要請しました。
これに対し伸康氏は「重く受け止めなければならない。熟慮を重ね結論を出したい」と述べました。

自民党の二階 元幹事長は、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、政治的な責任を明確にするため、次の衆議院選挙の新しい和歌山２区に立候補しない考えを明らかにしています。
こうした中、県内の町村長でつくる和歌山県町村会は２４日、二階 元幹事長の三男で秘書の伸康氏に次の衆議院選挙の新しい２区に立候補するよう要請しました。
要請を受けたあと、二階伸康氏は記者団に対し「出馬要請は本当に重く受け止めなければならない。二階代議士の政治活動を支えてくださった皆様にも相談し、熟慮を重ねて結論を出したい」と述べました。
新しい和歌山２区では、次の衆議院選挙に共産党の新人で元和歌山県議会議員の楠本文郎氏が立候補を表明しています。