日高川町 飲食店の弁当で101人食中毒 ノロウイルス注意

今月(4月)、日高川町の飲食店の弁当を食べた101人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。
県は、食中毒と断定し、この店を7日間の営業停止処分にしました。

処分を受けたのは、日高川町の飲食店「雲水」です。
県によりますと、今月13日、この飲食店から「提供した弁当を食べた客に下痢やおう吐の症状が出ている」と保健所に連絡がありました。
保健所が調べたところ、今月12日までの3日間にこの店で調理した弁当を食べた154人のうち、症状を訴えている人は9歳から92歳のあわせて101人にのぼることがわかりました。
その後、症状のある人や調理していた店の従業員の便からノロウイルスが検出されたため、県は食中毒と断定し、今月23日までの7日間の営業停止処分としました。
いずれも症状は軽く、全員が快方に向かっているということです。
県は、ノロウイルスは、感染力が非常に強く、子どもやお年寄りは重症化することもあり、手洗いや消毒などを徹底してほしいと呼びかけています。