和歌山県立高等看護学院で入学式“人間力磨いていきたい”

看護師を養成する紀の川市にある県立高等看護学院で入学式が行われ、50人が新たな一歩を踏み出しました。

県立高等看護学院の入学式には新入生のほか、保護者や地元の医療関係者などあわせておよそ200人が出席しました。
この中で中尾ひろみ 学院長は「みなさんが目指すのは知識と技術と態度を兼ね備えた専門職であり、資格を得て社会から認められる存在になることと、自分の決意を確認してください」と述べ、新入生たちを激励しました。
これに対し、新入生の代表、前川龍之介さんは「専門的な知識とスキルを身につけるとともに、看護師になるため人間力も磨いていきたい」と誓いのことばを述べました。
入学式を終えて新入生の1人は「患者さんに寄り添い安心させられるような看護師になれるようコミュニケーション能力を高めたい」と話していました。
県立高等看護学院では卒業生の多くが県内の病院などで活躍していて、10日、入学した50人も将来、地域医療を支える人材になることが期待されています。