警察学校で入校式 新人警察官たちが新たな一歩

和歌山市にある県警察学校で、この春採用された新人の警察官や警察職員が入校式にのぞみました。

県警察学校で行われた入校式には、この春採用された18歳から31歳までの警察官と警察職員、あわせて55人が出席しました。
式では、一人ひとりの名前が呼ばれたあと、入校生を代表して得津克将 巡査が、今月4日に着任したばかりの県警察本部の野本靖之 本部長から、辞令書を受け取りました。
このあと、得津巡査は「何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党・公平中正に警察職務の遂行にあたることを固く誓います」と服務の宣誓をしました。
これに対し、野本本部長は「県民の安心安全を守るため、みずからの能力を高めるとともに、人を思いやる心を育んでください」と訓示していました。
新人の警察官は、およそ半年から10か月間、警察職員は、およそ4週間、警察学校で法律や逮捕術などを学んだあと、各地の警察署に配属されます。
入校生の松本永遠 巡査は「女性の立場を生かして、苦しい思いをしている人に寄り添える警察官になりたい。同期と協力しながら、しっかりがんばりたい」と話していました。