紀州の彩り 〜那智の滝と桜の競演〜

世界遺産に登録されている那智勝浦町の「青岸渡寺(せいがんとじ)」では、ソメイヨシノが満開になり、多くの観光客でにぎわっています。

那智勝浦町にある「青岸渡寺」には、シダレザクラやソメイヨシノなど、およそ6種類の桜が植えられています。
NHKでは、2月下旬から、那智勝浦町の情報カメラで桜の様子を定点で撮影しています。
「青岸渡寺」にある「尊勝院(そんしょういん)」の庭の高さおよそ8メートルのシダレザクラは、先月(3月)中旬に咲き始め、先月末に満開になりました。
また、三重塔の周辺のソメイヨシノは、先月下旬から徐々に咲きはじめ、4日、満開になったということです。
訪れた観光客は、咲き誇る桜の写真を撮ったりして、那智の滝と桜が織りなす壮大な風景を楽しんでいました。
「青岸渡寺」のシダレザクラは、葉桜になっていますが、満開のソメイヨシノは今週末まで楽しめるということです。