かつらぎ町 公民館の窓口で住民票や印鑑証明など交付開始

かつらぎ町は、和歌山県内ではじめて公民館の窓口で住民票や印鑑証明などの交付を始めました。

かつらぎ町笠田東の「笠田公民館」には、2日午前、中阪雅則 町長が訪れ、窓口で住民票の写しを申請しました。
町によりますと、2日から、町内に11ある公民館のうち9か所で、住民票の写しや印鑑登録証明書、それに所得証明書など5種類の証明書の発行ができるようになりました。
受け付けは、火曜日から金曜日の午前9時から午後5時で、残る2か所の公民館でもことし7月までに発行手続きができるようになるということです。
各証明書の発行はコンビニエンスストアでも可能ですが、幹線道路沿いに集まっているため、住宅街にある公民館での対応が求められていたということです。
公民館で各証明書の発行が可能になるのは、県内でははじめてだということです。
中阪町長は「役場の職員の負担も減り、その分の時間を相談などに回すことができるようになる。今後は、公民館を中心とした地域づくりができるように支援していきたい」と話していました。
かつらぎ町笠田東第2の中岡憲治 区長は「高齢者などの車に乗れない方には、非常に便利で助かると思います」と話していました。