紀の川市 紀州藩の医師 華岡青洲にちなんだ書道展

江戸時代の紀州藩の医師、華岡青洲をテーマにした書道の作品展が、紀の川市で開かれています。

この書道展は、江戸時代後期の紀州藩の医師で、世界で初めて全身麻酔による乳がんの摘出手術に成功したとされる「華岡青洲」を知ってもらおうと青洲の地元である、紀の川市の書道教室が開いたものです。
展示されているのは、書道教室に通う7歳から80代までの作品、およそ50点です。
作品には、青洲がつくった麻酔薬「通仙散」や、青洲の自宅と診療所を兼ねていた建物「春林軒」など青洲ゆかりの言葉が書かれているものもあります。
書道教室を開いている三嶋昭苑さんは「青洲先生の功績を改めてみなさんと一緒に共有したいと思います」と話していました。
この書道展は31日まで「青洲の里華別館」で開かれています。