和歌山市 医療機関の診断書偽造し休暇不正取得の職員懲戒免職

和歌山市の職員が医療機関の診断書を偽造し、不正に病気休暇などを取得していたとして、市は、29日付けで、この職員を懲戒免職にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、和歌山市福祉局社会福祉部に所属する50歳の男性事務主査です。
市によりますと、この職員は、おととし(令和4年)8月からことし(令和6年)1月までの間、医療機関の診断書13通を偽造し、急性腎炎や新型コロナに感染したなどとして、病気休暇など111日分の休暇を不正に取得したということです。
ことし1月、この職員から提出された診断書が医療機関の発行ではない可能性があるという産業医からの指摘を受け、市が調べたところ、職員はパソコンで偽造したことを認めたということです。
このため、和歌山市は、この職員を、市の信用を失墜させたとして、29日付けで懲戒免職にしました。
この職員は、平成30年度から4回、精神疾患を理由に休職していて、市に対し、診断書の偽造については「精神疾患による休職を繰り返したくなかった」と話しているということです。
休暇の際に支給された230万円余りの給与などについては、すでに本人から全額が返済されたということです。
和歌山市人事課の小浦紀幸 課長は、「深くおわび申し上げます。再発防止を図り、適切な公務の運営につとめます」と話しています。