和歌山バス 廃止予定の3路線 和歌山市の支援受け運行継続へ

和歌山バスは、ことし9月末で廃止するとしていた3つの赤字路線を、和歌山市の支援を受けられることになったとして、一転して運行を継続する方針を明らかにしました。

和歌山バスは、慢性的な運転手不足に加えて、運転手の時間外労働の規制が強化され、人手不足が懸念される「2024年問題」に対応するため、赤字幅が大きい3つの路線をことし9月末で廃止すると去年12月、明らかにしていました。
これについて和歌山市は、路線の赤字の半分を補填(ほてん)する方針を決め、その費用として新年度の当初予算案に2000万円余りを盛り込んでいます。
こうしたことから、和歌山バスは19日、3つの路線の廃止を撤回し、一転して、運行を継続することを明らかにしました。
運行が継続される路線は、▼JR和歌山駅と紀伊風土記の丘を結ぶ「鳴神線」。
▼南海和歌山市駅などと雑賀崎を結ぶ「雑賀崎循環線」。
それに、▼南海和歌山市駅と川永団地を結ぶ「六十谷線」の3路線です。
一方、来月(4月)1日に予定していたダイヤ改正に伴う減便は行うということです。
和歌山バスは「今後も慢性的な運転手不足や物価の高騰が続き、利用者の少ない路線は運行の継続が困難になることが予測されるので、1人でも多くの人にバスを利用してもらいたい」と話しています。