橋本 深刻な人手不足に対処 介護就職希望者への説明会

深刻な人手不足が課題となっている、介護の仕事への就職希望者を対象にした相談会が、橋本市で開かれました。

この相談会は、橋本市などが「橋本市保健福祉センター」で開いたもので、市内で介護施設を運営する6つの事業所がブースを設けました。
会場には、介護の仕事を希望している人が訪れ、興味のある事業所のブースを周りながら、担当者から仕事内容や資格が取れるかなどを聞く参加者の姿もありました。
和歌山労働局によりますと、県内のことし1月の有効求人倍率は全体で1.09倍ですが、介護の仕事に限ると3.35倍となっていて、深刻な人手不足が続いているということです。
参加した60代の男性は「知らないことが聞けて良かったです。資格がなくても補助的なことや、いろんな職種があることを聞くことができ、有意義で良かったです」と話していました。
相談会を企画した橋本市介護保険課の小林義弘 課長は「介護施設の人材不足が深刻で、今後もこうした説明会を開いていきたい」と話していました。