被災地でキウイの復活 春から農家 大学生の挑戦 福島大熊町

東日本大震災と原発事故から13年。
東京電力・福島第一原発が立地する福島県大熊町では、町の一部で避難指示が解除され、復興が進んでいます。
この春、大学卒業後に大熊町に移住して、農家としての一歩を踏み出す、和歌山大学の学生がいます。
復興の力になりたいと挑戦する姿を取材しました。

キウイは、果実が実るまで3年かかるとされています。
原口さんは、地元の人たちや行政からの支援を受けながら、2026年秋に、最初の収穫を目指します。
今後仲間を増やし、キウイの加工品の製造にも取り組む予定で、全国の人たちに特産の「大熊のキウイ」を知ったもらいたいと力強く話していました。