貴志川線の未来をつくる会 「地域再生大賞」で大賞を受賞

2月22日は「猫の日」とされています。
猫の駅長で知られる「貴志川線」の存続に尽力した沿線の住民などで作る団体が、地域活性化への取り組みを表彰する「地域再生大賞」で大賞を受賞し、22日、記念式典が開かれました。

県北部を走る「貴志川線」は、20年前(2004年)に一度、廃止が決まったものの、沿線の住民などで作る「貴志川線の未来をつくる会」が地域の魅力をいかしたイベントを開催するなど存続に取り組み、駅の売店で世話をされていた猫の「たま」が駅長に就任してからは、多くの観光客でにぎわうようになりました。
こうした活動が評価され、団体は、ことし(令和6年)、地方新聞やNHKなどが地域活性化への取り組みを表彰する「地域再生大賞」で大賞を受賞し、22日、和歌山駅のホームで記念式典が開かれました。
式典では、はじめに、団体の木村幹生 代表が、「多くの人の協力によって貴志川線は世界中の人が訪れる観光地になった。今後も乗り続けてほしい」とあいさつしました。
そして、2月22日は「猫の日」とされているのにあわせて、貴志駅で駅長を務める「ニタマ」もお祝いにかけつけると、ホームに設置された受賞を記念するプレートをお披露目していました。
貴志川線を運行する和歌山電鉄の小嶋光信 社長は、「地方鉄道は人手が足りず、“猫の手”も借りて頑張っているので、これからも一緒に沿線を盛り上げていきたい」と話していました。