和歌山県 林道を新たに整備する市町村に補助金引き上げへ

和歌山県産の木材の生産を増やそうと、県は、林道を新たに整備する市町村に対し、補助金を引き上げる方針を決めました。

和歌山県内では、伐採期を迎えた人工林が増えつつあり、県は、こうした木材を切り出して生産量を増やそうと、林道を整備する市町村に支援を行うことを決めました。
具体的には、市町村が林道を新たに整備する場合、県はこれまで費用の10%を補助していましたが、来年度から25%に引き上げます。
費用の半分を補助する国の支援制度とあわせると、市町村が負担する費用は4分の1に抑えることができます。
また、大型車両が通れるように林道の道幅を広げる場合も、補助率を5%から15%に引き上げます。
このほか、複数の市町村にまたがる主要な林道については、市町村に代わって県が整備する事業も新たに始めるということです。
県は、2040年までに30路線、あわせて150キロメートルの林道を新たに整備するとしていて、来年度の当初予算案には経費など10億円を計上しています。
和歌山県林業振興課は、「和歌山県にとって林業は主要な産業の1つだ。質のよい木材を生産できる体制を整えて、競争力を強化していきたい」と話していました。