和歌山県「パートナーシップ制度」申請したカップルに受領証

同性カップルを結婚に相当する関係と証明する「パートナーシップ制度」が今月(2月)から和歌山県で始まり、申請したカップルに14日、受領証が渡されました。

和歌山県が今月から始めた「パートナーシップ制度」では、2人の関係が結婚に相当することを対外的に示す「受領証」が県から交付されます。
14日は、この制度の1組目の申請者となる和歌山市の同性カップルが県庁を訪れ、岸本知事から受領証が手渡されました。
岸本知事からは、「いろんな価値観を共有し一人ひとりが幸せを求められる県にしたい。お二人にはその代表として幸せになってほしいです。おめでとうございます」と祝福の言葉が贈られました。
和歌山県によりますと2人のほかには14日までに3組のカップルから申請を受けているということで、順次、受領証が交付されるということです。
受領証が交付された安西美樹さんは「和歌山県でもパートナーシップ制度が始まりこれで当事者も生きやすくなると思います」と話していました。
パートナーの高瀬和代さんは「制度は始まりましたが、今後は、県民への理解がどれだけ広がるのかが課題だと思います」と話していました。