障害のある人たちが作った食品など販売 和歌山市役所で催し

障害のある人たちが作ったお菓子や手芸品などを販売する催しが、6日から和歌山市役所で始まりました。

この催しは、障害のある人たちに経済的な自立や社会参加を促す作業所を支援しようと、和歌山市が年に3回開いています。
6日は、市役所の1階ロビーに市内の4つの施設が販売コーナーを設け、ふだん、施設で利用者が作って、販売している弁当やクッキーなどの食品をはじめ、手芸品など、あわせて70種類の商品が並びました。
中には綿で作った猫や雪だるま、それに、ことしの干支(えと)の辰などを並べたコーナーもあり、窓口を訪れた市民や休み時間の職員が気に入った商品を買い求めていました。
作業所「ドリームサポート」の管理者の間勝利さんは「コロナ禍で家にこもって施設に通えなかった利用者が多くいる現状があり、利用者が一生懸命作った商品を買って支援してもらいたい」と話していました。
この催しは、今月15日までの平日の、午前10時から毎日施設が入れ替わる形で開かれています。